承認欲求が強いならどう生きるか

自分、かなり承認欲求は強い方でして。
いや、実は強い方、なんてそんなに生易しいものじゃないのでして。

承認欲求の化身といっても差し支えないものかと思う次第です。

でも承認欲求モンスターとして生きるには、社会というものは難しいですから。日々折り合いをつけるべく模索しています。

 

承認欲求は人に伝わる

先日ミスター承認欲求と遭遇してしまった。学生時代の友人で同い年。

どんな会話をしていても、巧みな誘導により、行き着く先は彼の武勇伝。逆に、相手から質問をされたはずなのに、いつの間に彼の武勇伝。

なぜか逃れられない彼の武勇伝。

 

そのうち、私も流れをつかんでくる。相手のパターンが読めてくるので、わずかな抵抗をしてみる。それでも気がつけばまた武勇伝。どうやら相手もこの道においては手練れのようだ。

これまた武勇伝自体もしょぼいというかせこいというか、言えば言うほど株が下がるものなんですわ。ひぃ。

逆にその誘導力と、話をし続けるメンタルを社会に生かせばいいのに。と超げんなりしたのさ。

いつか健康施設をつくりたい。という壮大な野望。
その視点がいかに斬新であるかを熱く語られ、
地元の居酒屋では必ず知り合いに会うほど顔が広い
なんてすごいのかどうか微妙なアピールをされたついでに、私の友達の少なさを笑われる

という愉快な時間を大変ありがとうございます。

友達が少ないのはただの事実だからいいけど!夢だって語るなとは言わんけど!

30過ぎて明らかにぶっとんだドリームを話されても、かける言葉がないよね。本人がふざけてればいいけど大真面目だし。実現計画や努力とか、どんな小さいことでも始まってれば応援はできるけど。それはなかったし。

俺の着眼点どう?みたいな顔されても「イインジャナイカナ」としか言えないって。

書いてるうちに腹立ってきて普通の悪口になりましたが、やっぱ承認欲求がだだ漏れているとすんごい痛々しいよねって話です。

しかも

自分が思ってる以上に、他人には伝わりやすいのが恐ろしいところ。これは肝に銘じよう。

 

承認欲求との付き合い方は?

そうは言っても、私がかかえる承認欲求も、ミスターのそれと同じようなものです。

 

じゃあどうする?って考えても

このての「欲求」系って、なくならないじゃないですか。人は皆、多かれ少なかれ持ってるものらしいし。

孤独をはじめ、何とか欲求とか何とか依存とか。人の心の脆い部分が関わってるようなやつって、もうやーめたって出来るものじゃないんですよね〜。性格変えようって言ってるようなもん。

 

お決まりのうまいこと付き合っていくしかない。これに尽きると思うんです。

意識していることは、

1つ目は「自分が承認欲求をもっている」自覚をする。

これだけで考え方は大きく変わる。

誰か自分を認めて!
承認して!お墨付きをくれ!

このように必死になると、あーイタタタ路線に突っ込んじゃいます。「承認欲求があるからな〜」って自分を客観視することがまずは大事じゃないかと思う。

 

2つ目は、承認欲求を匂わせない

これ単純に好みの問題かもしれません(笑)

ええ、私のです。承認欲求が見えない、自己主張がない、アピールがない。でもやることやってる。そんな人が男女ともに好きなんだもん。

オラオラ系な人が好きな人はまた別かもしれませんね。

 

自分の経験ベースでだけで話しちゃいます。

 

例えば仕事において、

こんなに労働しているよ〜
それは自分の功績だよ〜

こう主張してくる人で、評価されてるケースを見たことない。確かに努力もされてて、業務能力も高いのに、「俺が」「私が」と主張した瞬間に、一気に何かが下がるんですよね。品格?ふところ?

見てて不愉快になるでもなし、頑張っているのは事実なんだし自己主張してもいいのだけど。

単純に損してて可哀想って思っちゃう。

ちなみに自己主張をNGだと思ってるわけではないです。「認めてほしい」が先行して、騒いでばっかりいると周囲は冷めちゃうんじゃないかなって話。

 

プライベートでも、

話をかぶせる、自分語りしかしない、マウント

この辺が承認欲求と関わるものだと思うんですけど、どれも自分本位ですよね。

別にさ〜、ドタキャンするとかすんごい迷惑をかけてるわけじゃないし、それほど悪いかっていうとそうでもないんだけど。

ただただダサくてもったいない。自分の承認欲求に気づかないと、無意識にこれをやってしまうことがあるので、気をつけたいなと。

 

承認欲求自体は容認するとしても、他人には伝えないに限る。

これが私と承認欲求とで指切りげんまんしたお約束です。

いんふぁー