30代独身女の下着事情を暴露するよ
- 2020.02.28
- 日常
下着はランジェリーとも言い女の夢が詰まっている。甘いレースや繊細なデザイン。その反面、人の目に触れることはほとんどない。からこその人目にさらされた時の特別感、自分だけの秘密感がロマンと言えるのかもしれない。
こんな書き出しをしてはみたものの、30代独身女の下着事情はなかなかに切ない。
1人で生きるぼっち民にとっての下着というのは、「完全に」自分しか見ることがない。確実に存在しているのに誰も見ることがない、見る必要がない。それはロマンじゃない。
自分が下着として生まれたなら、友達や彼氏に可愛いとちやほやされる女子に買われて下着人生を謳歌したい。
私のような女に買われたあかつきには、20代のイケイケ(死語)女子が、くたびれたおっさんしかいない部署に配属されてしまうような切なさ。
見られようが見られまいが、美意識的な理由できちんとされている女性もいるだろうけど、残念ながらそこまでの境地に達してない。
こんな有様なので、最近の下着ネグレクトは悪化している。
ていうかね、上もやばいけど下がやばい。持っているパンツが揃いも揃ってゴミレベル。アンダーウェアに分類するのが厳しくなっている。パンツというよりもゴムが伸びきった薄い布きれって感じだ。
台風の日にうっかり干して全部飛ばされても、全く惜しくない。むしろ勝手に飛んでけ。
でも、
飛んだ挙句に民家にでもひっかかったなら、住民にとってこれほど気持ち悪いこともそうそうない。真の人災だ。最悪、通報されるかもしれない。
日本警察機構の力で、すぐにパンツの持ち主が発覚するだろう。犯人が30代の独身女だということで、メディアはすぐに
「30代毒女の孤独に満ちた生活から、日本社会の歪みをみる」
「非正規雇用で結婚できない30代の実態」
そんな感じの記事がヤフーニュースのトピックにあがるかもしれない。「社会的死」という言葉がぼんやりうかんだ。
ほんの15年くらい前までは、むしろありがたがられる存在だったパンツが。一部の変態を犯罪にまで突き動かしてしまうそれが。私の場合は「社会の闇」の象徴なのか。怖すぎる。やっぱりパンツは飛ばさないようにしよう。
なんか風向きのミラクルで、どっかの山の火口にでもすぽっとインしてくれりゃあいいのに。某指輪ストーリーみたいに。
まぁ普通にゴミ箱にポポイすればいいんだけどね!
いきなり手持ちのパンツを一掃するわけにはいかない。明日履くやつなくなっちゃうから。10枚くらい一気に買って、手持ちのもの全て捨てたい。10枚のゴミから10枚の新品に変わった時の爽快感を想像してニヤニヤしながら、1ヶ月以上が経った。
今日こそ・・今日こそ買う。仕事も早く終わらせよう、誘われてもどこにもいかない。ちゃんと「絶対にパンツを買わなくてはいけないので、直帰する」宣告しておこう。意味深すぎる。
すぐそばのカルディをウロウロしてる間に忘れないようにしなくては。チーズやチャイを買って満足してる場合じゃない。パンツだよパンツ。同じ間違いは2度とするもんか。
ここで判明したもう一つの事実がある。下の軍勢を総チェンジしたなら、上がボロボロさが際立つだろう。上下のボロさがマッチしていた方がまだ良かった・・ということになる気がする。ということは上もどうにかしなきゃいけないね。
お金がかかるな〜〜
いんふぁー
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